CASE

フタバ食品株式会社様

従来の包装後凍結から“裸品の凍結”へシフト。凍結能力・品質の向上に加え、電力消費量も削減

  • 菓子・パン類
  • 冷凍

導入の背景や当時の課題を教えてください

従来までの急速凍結設備は、複数ラインの生産品目を同じコンベア上で凍結していたので、商品毎に凍結温度・凍結時間の設定調整ができませんでした。
また、環境活動にも力を入れるべく冷媒をフロンから自然冷媒へ更新したかったという背景があります。

私たちへご依頼を頂いた背景を教えてください

商品毎にワンウェーライン化を行い、生産性の向上を図りたかったため。それにはトンネルフリーザーが必要でした。

私たちのご提案はいかがでしたか

モナカラインの提案は、ベルト搬送面の上下に独立スリットを設置した急速凍結タイプで、商品に直接冷風を噴きつける事により凍結時間の短縮が見込めました。
このタイプは従来までの包装後凍結から裸品の凍結へ切り替えることが可能となりました。

カップラインの提案は、1つのトンネルフリーザーに搬送コンベアを2ライン設けた汎用性の高いダブルラインの機種です。この仕様により凍結時間の異なる品目を同時に凍結する事が可能となりました。

導入を決意いただいたポイントを教えてください

凍結能力や品質の向上が確かなものでした。
また、さらに環境問題にも寄与しますが、電力消費量の削減が見込めた点もポイントになりました。

導入後の成果・効果について教えてください

品質向上という点では、水分移行前に硬化する為、モナカの食感が良くなりました!

また凍結時間が早くなり生産性が20%アップできたのは大きいですね。
品目毎にワンウェー化ができ省人化が図れましたし、成型状態の形状を維持したまま梱包工程に移行できるので商品形状の乱れがなくなりました。

私たちへご意見がございましたらお願いします

導入されてからもメンテナンスでも引き続きよろしくお願いします。
生産性・環境・省人化といろいろな目線から今後もいいご提案を期待しています。

VOICE

トンネルフリーザーに変えたことにより、「生産前のクールダウン(設備の起動時間)が短縮された」という声も聴いています。

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