スパイラルコンベアの上部に冷却器、送風機などをレイアウトすることで設置面積が従来比40%以上の省スペースを実現。六角形の外形デザインやシンプルな内部構造で冷却エリアを絞り込み、コンベアの外周カバーが不要に。さらなる省スペースを実現しました。
革新的な視点で装置内をレイアウトし、高効率な冷却を実現しました。
ドラム上部からスパイラルの内部に送った冷気を各コンベアの間に行きわたらせることで、効率の良い冷却・凍結を可能にしています。
送風機からの冷風を食材に直接吹き付けない構造のため、食材などの飛散やズレが大幅に軽減します。冷却エリアの縮小と効率的な冷却方式により、省エネ性能も格段にアップ。フードロスの低減と省エネ性能の向上で、経済的で環境にやさしい生産ラインを実現します。
冷却器をスパイラルコンベアの上に配置しシンプルな構造にしたことで、スパイラルコンベアを覆うカバーをなくすことができました。
庫外からベルトコンベアに直接アクセスできるため、装置内部に入らなくても目視点検、洗浄が可能となり工数を大幅に削減します。
床面は船底型を採用。集中排水構造なので汚れや水がたまりにくく衛生的な構造です。オプションでCIP自動洗浄機能も搭載可能。より効率的な運用も実現します。
六角形の外壁のうち3面に開放的な観音扉を設置しました。3方向から広く内部が見渡せるため、内部の状況を迅速かつ全体的に把握することが可能です。動作のモニタリングから、見落としなどのヒューマンエラーの防止にもなります。また、開口部を大きく設計していることで、効率的な作業環境と安全性の向上が実現します。
搬送装置の専門メーカー・イントラロックス社のダイレクトドライブTMシステムを採用。ベルトコンベアのドラム自体が直接動力を伝達するシステムなので、コンベアの「つっぱり・たるみ」がおきにくく、商品のズレや故障リスクが低下し損失が抑えられます。
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