今回トンネルフリーザー®の導入を検討した背景や、当時の業務における課題について 教えてください。
生産量の大幅な増加による、生産ライン見直しが必要
スパイラルフリーザーを納入して25年以上経過しており、納入当時よりも生産量が大幅に増えたことにより、生産能力が足りておらず品温が思う様に下がらない状態でした。2016年頃から計画を始め、本社工場が香川県多度津町にあり、本社工場のピザラインで御社のトンネルフリーザを納入していた経緯もあり、コロナ禍になり鶏肉の需要が上がった背景からトンネルフリーザー®の導入を本格的に検討しました。
タカハシガリレイがご提案したプランや機器に対する印象や、最終的に導入を決意いただいたポイント等を教えてください。
冷却に対する長年の実績や設備導入に際しての的確なご提案により導入を決定しました。
御社のトンネルフリーザー®が食鳥業界でご実績がある事は、以前より存じ上げておりました。スパイラルフリーザーと冷蔵庫の使用から、「トンネルフリーザーのみで品温を下げることが出来、冷却時間の短縮や品質の向上が期待できる」とご提案をいただきました。ご実績がある企業様で任せれば間違いないであろう。という思いから導入に至りました。
導入後の成果・効果についてお教えください
短時間で冷却することによる品質向上
これまではスパイラルフリーザーと冷蔵庫で品温を下げていました。OSJ型トンネルフリーザーを使用する事で、短時間で品温を下げる事ができ、
商品が高温の状態で停滞しないため、品質向上につながりました。微生物検査結果も良好な結果が得られています。
冷却時間短縮により生まれた生産性の向上
施工時に既定の建屋内で良い配置レイアウトができ、効率化に繋がる動線が確保できたことや、冷却時間短縮を可能にしたことで、急を要する出荷に対応できています。また、冷却時間短縮でフリーザー出口の担当者の終業時間短縮につながりました。
利用者からの利便性向上
従業員からも、製品に合う仕様になっており、運転中の異常停止がゼロでスムーズな生産が可能となったことや、タッチパネルでの操作がシンプルで使い易いとの利便性の向上で好評をいただいております。