CASE

株式会社十文字チキンカンパニー様

作業工程が多く複雑な生産ラインの課題を一挙解決。
冷却能力の向上と包装ラインの集約が増産体制にも寄与

  • 肉・肉加工品
  • 冷凍

導入の背景や当時の課題を教えてください

当時、生産ラインに課題がありました。
増設前の包装ラインは、前工程からライン直結の鶏肉主要5品目ラインと、その他アイテム(加工品、副産品)ラインに分かれていました。その他ラインはアウトラインのため、5品目ラインとは包装室自体が別になっており、冷却前製品の運搬や保管庫への出し入れ、冷却後製品の運搬や保管などの工程が多いことや、それに係る人員も多いことが課題となっておりました。

私たちへご依頼を頂いた背景を教えてください

もともとタカハシさんのトンネルフリーザーを使用していました。
使い勝手や信頼度は高いこともあり、今回の久慈工場増設の際に上記の課題を解消するライン設計を行い、既存設備の移設使用に加え新規設置を含めた製品の冷却ラインと、新たにIQFフリーザーも加えて依頼することになりました。

私たちのご提案はいかがでしたか

当初のプランでは、包装室に対しての機械レイアウトで動線やスペースにムダがありましたが、打合せを重ねた結果、必要とする能力を満たしたままスペースの有効活用や効率的な人員配置が可能となってきました。
我々が抱えていた課題のクリアと理想的な形にできると思いました。

導入を決意いただいたポイントを教えてください

今回、増設久慈工場にて使用するフリーザーをタカハシさんの設備に統一することにより、他社製品と比べてメンテナンスに関わる費用が抑えられる点が最大のポイントになりました。

導入後の成果・効果について教えてください

冷却能力向上により、短時間での冷却ができるため商品の劣化を抑えられる点と、ドリップが少なくなった点が品質の向上につながっています。

従来であれば17名を要していた包装作業が、現在は20名で行っています。工場全体の処理羽数は導入前に比べ1.6倍に増えていますので大幅な省人化になっています。
冷却能力の向上と包装ラインの集約が増産体制を支えています。

私たちへご意見がございましたらお願いします

トンネルフリーザーは大型装置であるとともに、商品の温度管理による品質維持に対して非常に重要な装置です。
タカハシさんの機械は装置寿命も長く安心して使えますので、今後もフリーザーの保守管理にて長いお付き合いをお願いします。
(2019年末、八幡平工場へのタカハシガリレイ製トンネルフリーザー2基も導入が決まっております。)

今後ともよろしくお願い申し上げます。

VOICE

冷凍機を稼働してから製品を流し始めるまでのアイドリング時間が短くなりました。フリーザー本体の断熱効率が向上しているように思います。製品通過時間も短くなり、操作等も簡単になっているように思います。

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